知っておきたいお家の換気術!
こんにちは。
OHANA HAUSの小川です。
今日は風が強いですね。
黄砂の影響も気になるところ...
そこで、今日のテーマは「知っておきたいお家の換気術」です。
テーマ①そもそも、なぜ換気が必要なのか
ウイルス感染症の流行により、あちこちで「換気の重要性」が取り沙汰されていますが、
そもそも換気とはどのようことを指すのでしょうか?
換気とは、室内の汚れた空気と室外の新鮮な空気を入れ替えること。
換気の目的には、主に以下のようなことが挙げられます。
① 空気環境の清浄化
② ニオイや湿気の排出
③ 室内の熱の排出
④ キッチンなど燃焼ガスの排出
など。
正しく行われていないと、家の中に嫌なニオイがこもったり、
湿気で結露やカビが発生しやすくなったりするので注意が必要です。
また、室内に汚れた空気がこもったままだと、ハウスダストや花粉、
ウイルス、細菌、ホルムアルデヒドなど様々なものが停滞し、
健康に害を与える恐れもあります。
テーマ②効率の良い換気方法とは?
気密性の高い住宅が増えている今、より効率的に換気を行うことで、
上手に空気の入れ替えを行うことができます。
効率の良い換気の方法について知っておきましょう。
【窓を開けて風の通り道をつくる】
家の中で風の通り道をつくることが効率の良い換気のポイントです。
風の通り道をつくる最も手軽な方法は、窓を開けるということですが、
単に窓を開けたのでは意味がありません。
■なるべく離れた場所にある2箇所以上の窓を開ける
■対角線上にある窓を2箇所以上開ける
■高低差のある窓を2箇所以上開ける
つまり、空気が入る場所と出る場所をしっかりつくってあげるということが大切なのです。
もし、1箇所しか窓を開けることができないのであれば、サーキュレーターや扇風機を活用しましょう。
このとき、サーキュレーターや扇風機を室内に向けるのではなく、窓に向けて動かすことが重要です。
サーキュレーターや扇風機を窓に向けると、部屋の内側の空気を外へ効率よく排出することができます。
【換気扇を活用する】
どこの家庭にもあるキッチンの換気扇。
キッチンの換気扇は、排気量が非常に大きいため、効率良く換気を行うことができます。
コツは、キッチンから離れた窓を開けた状態で換気扇を回すこと。
そうすると、より空気の流れができるので、効率よく換気を行うことができますよ。
テーマ③自然換気の頻度はどれくらい?
換気の目安は、1時間に5~10分程度が良いとされています。
また、1回の換気時間を長くするよりも、換気回数を増やした方が効率が良いとされています。
たとえば、1時間に20分換気を行うよりも、30分おきに1回5分の換気を行う方が効率的ということです。
特に冬場は、窓を開けっ放しにすると室温が下がり、寒さを感じてしまうので、
換気回数を増やし、1回の換気時間を短めにすると良いでしょう。
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いかがでしたでしょうか?
「換気」と一言で言っても、ただ窓を開ければいい、というものではなく、
その効果を考えると、より意識して行う必要があることがわかります。
家の中に新鮮な空気を取り込んで、一日をさわやかに過ごしましょう(^^♪